昭和8年に創業した宇良硝子加工所は、江戸時代にオランダ人が伝えた切子の製法を受け継いだ工房のひとつ。二代目は、幕末に途絶えた薩摩切子の復刻にも関わったんや。平成に入ると、屋号を切子工房RAUに変えて、薩摩切子の技法を活用した「RAU-COLLECTION」を創作。これをきっかけに、大阪名物のひとつ「天満切子」が誕生したんやで。その魅力は、細やかな彫りの美しさ、そして使用時にグラスに現れる、万華鏡のような模様や。工房直営店の天満切子Galleryでは、購入前に実際に液体を注いで、美しい模様を確認させてくれるで。
※これは2023年2月現在の情報です。
- 住所:大阪市北区天満2-2-19 サンナカノビル1F
- アクセス:大阪メトロ谷町線天満橋駅、京阪天満橋駅から徒歩約2分
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