昔は街道、今は下町の繁華街 京橋はいつの時代もおおにぎわい!

グランシャトー 「京橋はええとこだっせ♪」50年以上愛され続ける下町・京橋の顔

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昔は街道、今は下町の繁華街 京橋はいつの時代もおおにぎわい!

グランシャトー 「京橋はええとこだっせ♪」50年以上愛され続ける下町・京橋の顔

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JR京橋駅を出てすぐそこにある、黄色い壁にピンクのとんがり屋根が特徴的な、お城のような建物。地元民にはおなじみの「グランシャトー」や。“大きな城“という意味の名前は、懸賞金30万円をかけた公募で決まったもの。オープンした1971年当時の30万円というと、なかなかのお値段やったんちゃうやろか。今はパチンコ・スロット、ゲームセンター、カラオケ、サウナがあるけど、昔はキャバレーや中華料理店なんかも入ってたんやって。

もともとここには、「香蘭」というキャバレーがあったんや。このキャバレーと、近くで営業していた中華料理店なんかをまとめて、ひとつの建物でぜんぶ楽しめる総合レジャービルにしよう、ということでつくられたのがグランシャトーというわけ。
驚きなんが、その工事の進め方。工事中にキャバレーを閉めたらホステスさんたちの仕事がなくなってしまうからと、店を営業しながら、その上に被せるかたちで今のビルを建てたんやって。だから3階の床の一部には、もとの2階建ての屋上が残ってたりするそうや。2015年に「香蘭」が閉店してから3階には入られへんから、見られへんのが残念や。

グランシャトーがある京橋駅の東側のエリアは、京橋の中でも特に、サラリーマンが多い呑み屋街としてにぎわってきた。そのぶん家族連れなんかは少なかったんやけど、誰でも安心して楽しめる町にしようと、商店街や警察、区役所などが一緒になって取り組んできたそうや。今も呑み屋街、下町という雰囲気はあるけど、その昭和感がかえっておもしろいと客層が広がって、ここで店を出したいという若い経営者も少なくないとか。今も昔もエネルギッシュな町なんやなあ。

※これは2023年12月現在の情報です。

住所:大阪市都島区東野田町3-9-3
アクセス:JR京橋駅から徒歩約1分、京阪本線京橋駅から徒歩約3分、大阪メトロ京橋駅から徒歩約5分
http://www.kyo-bashi.com/

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