昔は街道、今は下町の繁華街 京橋はいつの時代もおおにぎわい!
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- 大阪市都島区
京街道の碑/京橋川魚市場跡の碑 かつてのにぎわいを教えてくれる「道」と「市場」の碑
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京街道は、大坂城の北の玄関口である京橋を起点に、守口や枚方を通って、京都までつながっていた。その道は今でも残っていて、京橋駅近くの商店街もそのひとつ。商店街のほぼ真ん中にあるちょっとした広場には、京街道の碑が建ってるんやで。何の気なしに通ってたら気付かへん歴史の名残を、こうした碑が教えてくれるんや。
在りし日の京街道のにぎわいを思わせる碑が、もうひとつ。京橋の北詰に建ってる「京橋川魚市場跡」の碑や。隣の案内板を読んでみると、もとは漁師が獲れた川魚を持ち寄って販売してたんやって。それが江戸時代の初めごろにはちゃんと体制が整えられて、独占的に川魚を扱うことを認められた、幕府公認の市場になったとか。
京橋は寝屋川と大川の合流地点の近くに架かっていて、寝屋川には第二寝屋川が流れ込んでいる。川魚を積んだ船が行き交い、商売をするには、絶好の場所やったんかも。そして、ここで魚を買った商人や、一日の仕事を終えた漁師が、京街道を歩いていったのかもしれんなあ。
※これは2023年10月現在の情報です。
- 京街道の碑
- 住所:大阪市都島区東野田町5-7
- アクセス:JR環状線・京阪本線京橋駅から徒歩約5分
- 京橋川魚市場跡の碑
- 住所:大阪市都島区片町1-5
- アクセス:京阪本線・大阪メトロ谷町線天満橋駅から徒歩約8分
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