北極星信仰の聖地である「能勢妙見山」では、神の使いの神馬が8頭おる。なんで8頭かというと、北極星を守護星が北斗七星と輔星(ほせい)と呼ばれる小さな星と考えられていて、その数が8つあるからなんや。大きさも様々で中には隠れているものもあるから、全部見つけようと思ったら注意深く見なあかんで。神馬の中に唯一名前がついているのが「戻り馬」っていうねん。太平洋戦争の時に金属製やと思われて供出されたんが、実は石製やとわかったために戦地から戻ってきたことが由来とされている。当時は出征兵の帰還を願う人が後を絶たず、現在では旅行や入院などから無事に帰ってくるようにと、様々な人の祈りがささげられているようやで。※これは2023年3月現在の情報です。
- 住所:豊能郡能勢町野間中661
- アクセス:能勢電鉄妙見線妙見口駅からバス、または徒歩にて「妙見ケーブルのりば」へ行き、 妙見ケーブル&リフトで山上へ、約1時間
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