中崎町にひそむ「白龍大神(はくりゅうおおかみ)」は、まるで隠れ家みたいな場所にある。普通、神社というとどっしりとした門があったり、大きな鳥居が目印になっていたりするけど、ここは違う。細い路地をちょっと入ったところにあって、知らなかったら絶対見逃してしまうで。

「白龍大神」は白蛇を祀っていて、地元の人からは親しみを込めて「みーさん」と呼ばれている。さらにこの地には昔から蛇が住んでいるという言い伝えもあるそう。神社の裏側に立つご神木の銀杏の木は、迫力があって見るからにパワーを感じる。

この神社の創建年は不明やけど、長い間、地元の人々に愛されてきたのは確か。商売繁盛や健康、子宝に恵み、技芸向上、縁結びなど、いろんな願いを叶えてくれると言われている。年に一度の御祈祷では、近隣の商売人が商売繁盛を願って集まるそう。地元の人だけでなく、新しい店のオーナーも神妙な面持ちで手を合わせに来るとか。白龍大神は、人と人をつなぎ、街を守る大切な役割を担っている。※これは2023年12月現在の情報です。(M.M)

住所:大阪市北区中崎西1-9
アクセス:OsakaMetro谷町線 中崎町駅4番出口から徒歩5分

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