能勢妙見街道(のせみょうけんかいどう)沿いにある上音羽(かみおとわ)には、茨木市内で唯一現存されている「磨崖仏(まがいぶつ)」があるんや。磨崖仏とは、自然の崖や岩に仏像を彫りつけたもの。死後の救済を願い、生きているうちに自らを供養する「逆修(ぎゃくしゅう)」を目的に造られたものと考えられている。幅約6メートル、高さ約2.5メートルの大きな一枚岩に28体の立像が上下二段にずらりと並ぶ姿は思わず目を見張るなぁ。上段には「天正二年(一五七四)十一月十五日」と彫られているから、この時期に彫られたんちゃうかといわれているんやけど決定的な資料はない。作者も不明やという。せっかく出会った仏さん、これもご縁やとそっと手を合わせてみよかな。※これは2022年6月現在の情報です。

住所:茨木市上音羽
アクセス:阪急バス「上音羽」から徒歩約4分
https://www.city.ibaraki.osaka.jp/kikou/sangyo/noutomidori/menu/nougyoutokusan/shisekijyusen.html

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