江戸時代に建てられた旧杉山家住宅の母屋に、大正時代に設置されたという螺旋階段。当時の杉山家の娘、杉山タカ(歌人名は石上露子)の希望を父が叶えた代物だ。当時、ヨーロッパを中心にトレンドとなっていたアールヌーボーを、日本の大工が形にしたのだから、職人としての心意気と匠の技が感じられる。下から上へ、上から下へ。その1段1段を踏みしめるたびにきしむ板の音に耳を傾けながら、そんな歴史と職人の偉業に想いを馳せたい。
※これは2022年5月現在の情報です。
- 住所:富田林市富田林町14-31
- アクセス:近鉄長野線 富田林駅から徒歩7分 参観料(税込、大人400円、6歳~15歳200円)
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