昭和の街を歩く。昔の趣きが息づく街 中崎町界隈

プリン専門 兎の杜 築70年超えの古民家で、濃厚なめらかな絶品プリンを

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昭和の街を歩く。昔の趣きが息づく街 中崎町界隈

プリン専門 兎の杜 築70年超えの古民家で、濃厚なめらかな絶品プリンを

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しっかり固めのプリン、とろけるクリーミーなプリン、変わり種のフレーバープリン、どれにしよ?そんな、迷いながら選ぶ楽しさもあるのが、中崎町にある「プリン専門 兎の杜」。築70年を超える古民家を改装して、2020年に創業。店主の芦田昌和さんは「プリンを嫌いな人って、そんなにいないと思うんです。ただ、同じ味を作り続けるのは難しい。それだけにお客様から笑顔で『おいしい』と言ってもらえるとうれしいです」とプリン作りの醍醐味を語る。

プリンのラインアップは約20種類。その中から、季節にあわせて常時3~4種類のプリンを提供している。材料には四国産のヨード卵、日本アルプス近辺の牧場で搾られた牛乳を使用。オーブンではなく、加熱具合を調節しやすいガス火の湯煎で火を通すのがこだわり。気温やちょっとした火加減の違いでプリンの固さが変わるから、加熱には一番神経を使う。タイマーは使うものの、どのタイミングで火を止めるかは、芦田さんの目と感覚次第。出来上がったプリンは一晩寝かせて味を馴染ませ、食感を安定させる。

うさぎのクッキーや季節のフルーツがのった、見た目にもフォトジェニックな「うさもりグラス」(税込1200円)には、昔ながらの固めのプリンを使用。卵の濃厚な風味としっかりとした食感、上品な甘さに、幼い頃デパートで食べさせてもらったプリンを思い出す人もいる。他にも、クリーミーでとろける食感の「うさもりプリン」(手作り焼き菓子とのセットで税込800円)、香りとともに楽しめる「ラム酒」(手作り焼き菓子とのセットで税込900円)など、味も食感も異なるプリンが堪能できる。「大阪でプリンといえばココ!と言ってもらえるお店にしたい」と芦田さん。「ポップやけどディープな中崎町」で、深淵なるプリンの世界を味わってみては? ※これは2024年3月現在の情報です。(N.Y)

住所:大阪市北区中崎3-2-6
アクセス: OsakaMetro谷町線中崎町駅から徒歩約2分
https://www.instagram.com/usaginomori.official/

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