ジャンジャン横丁を知らない方に、うんと簡潔に説明するとするとしたら“お祭りの縁日みたいなもの” っていうのがピッタリくるかもしれん。そして縁日といえば、ベビーカステラが欠かせへんよな。この店では、そんな縁日っぽさをイメージしてできた、ベビーカステラ屋さん。最初は普通の紙袋に入れて販売していたんやけど、通天閣も近いことやし、それにちなんで「なんか高さのあるもののほうがウケるんちゃう?」とオーナーさんが自ら考案。今は串に1直線に15個前後のベビーカステラを刺した、その名も『ぐらぐら棒』(¥800)が看板メニューとなった。食べ歩きできる手軽さやインスタ映えもするから、土日祝日ともなると通り一帯、長い長い行列ができるほどの賑わいやねんて。見た目の斬新さだけじゃないで。このベビーカステラ、「龍のたまご」というブランド卵を使用していて、普通の卵に比べて栄養価が高く、味も色も濃い。さらに隠し味の調味料とあわさって、甘すぎない味に仕上がっている特別なベビーカステラなんや。テイクアウト専門で、オーダーしたらその場で焼いてくれるのが、カウンター越しに見られる。焼きたてはふわっふわで、思わず次から次へとお腹の中に入っていくわ。お店の隣には同じオーナーさんが経営する寿司店もあるから、お寿司食べた帰りに、お土産に買うのも人気なのだそう。子どもの頃の縁日の楽しさを思い出しながら、令和のベビーカステラも楽しんでみてな。
※これは2024年4月現在の情報です。(I.R)
- 住所:大阪市浪速区恵美須東3-3-10
- アクセス:OsakaMetro御堂筋線動物園前駅から徒歩約3分
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