街道も線路も続くよ 京阪電車とともに栄えた枚方

ひらかたパーク 通称「ひらパー」でおなじみ!約100年もの歴史がある遊園地

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街道も線路も続くよ 京阪電車とともに栄えた枚方

ひらかたパーク 通称「ひらパー」でおなじみ!約100年もの歴史がある遊園地

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大阪人なら、一度は親に連れられて遊びに行ったことがあるだろう遊園地「ひらかたパーク」。その歴史は長く、「香里遊園地」を前身に、大正元年から枚方に場所を移し、途絶えることなく営業を続ける遊園地として最古といわれるほどやで。最盛期には年間約160万人を集客するも、2000年代に入ると、少子化や某テーマパークの開業で客足が遠のく危機が。一時は集客が90万人を割りながらも、ユニークなプロモーションでV字回復を成し遂げ、コロナ禍の2022年にも100万人を超えたんやって。

そんな「ひらパー」を目指して京阪電車で向かうと、ちょうど車窓から虹色の観覧車「スカイウォーカー」が。最寄り駅からは徒歩すぐで、メインゲートをくぐってから園内を反時計回りに進んでいくと、右手側にローズガーデンが広がる。ここは、前身のバラ園が「東洋一のバラ園」と言われただけあって、約600種4000株ものバラが植わり、開花時期には咲き具合の問い合わせがあるほどの人気ぶり。「ひらパー」で品種改良されたバラもあり、春・秋の開花時期に遊びに行くなら必見やで。

どこかから聞こえる悲鳴の発生源を探して進むと、全長約1300mで最高時速70㎞まで出るジェットコースター「レッドファルコン」が。実は、昭和63年から今も現役で動き続けている。その近くには、いかにも年季が入ってそうな木製コースター「エルフ」が走っているねんけど、こちらは実は2001年に登場したもの。とはいえ、パーツがほぼ木で、ぎしぎしとした軋み音がスリルたっぷり。昭和のころに足を運んだ記憶を振り返って、あらためて遊びに行くのも一興やな。※これは2023年10月現在の情報です。(O. A)

住所:枚方市枚方公園町1-1
アクセス:京阪本線枚方公園駅から徒歩約5分
https://www.hirakatapark.co.jp/

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