伝統的な建造物が立ち並ぶ町の中で、ひときわ重厚な門構えが目を引く「旧杉山家住宅」。寺内町の創設期からの旧家で、代々造り酒屋として栄えたんや。玄関を入った土間が最も古く、17世紀中ごろに建てられたもの。それ以来、増築を重ねて現在の姿になったんや。土間と隣り合う居室には、どっしりとした大黒柱が構える。奥の座敷に行くほど細くなる柱が、時代によって建築スタイルが異なる象徴や。さらに明治期に改築されたモダンな螺旋階段など、時代と共に改築された屋敷の妙が、奥深い。
※これは2022年5月現在の情報です。
- 住所:富田林市富田林町14-31
- アクセス:近鉄長野線 富田林駅から徒歩7分 参観料(税込、大人400円、6歳~15歳200円)
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