なんば南海通商店街にある「波屋書房」。1919年に同店を創業した画家の宇崎純一氏は、自身が描いた辻馬車の絵を本の包み紙にしたそうや。現在の店主・芝本尚明さんの父が同店を受け継いだ後、包み紙は空襲で焼けてしまってんけど、大阪庶民文化史に詳しい肥田晧三氏から保管していたものを提供され、復刻。芝本さんがブックカバーにしたんやて。時代を経て、文筆家に愛用されてきた絵とカバー。「つけてもらいたくて、来ました」と訪れるお客の気持ちがわかるわ。 ※これは2022年7月の情報です。
- 住所:大阪市中央区千日前2-11-13
- アクセス:Osaka Metroなんば駅1番出口から徒歩約5分、近鉄・Osaka Metro日本橋駅5番出口から徒歩約6分
投稿されたコメント
投稿フォーム