高台に位置する盛松寺では、夏にはたくさんの蓮の花が、坂を上ってきた参拝者を迎えてくれるんや。今から1200年ほど前、唐の留学から戻った弘法大師は、高野山に修行の場を求め巡錫(じゅんしゃく)の途中、この寺に立ち寄らはった。この地域に疫病が流行っていることを知り、すぐさま祈りを捧げ、民衆に排水路の設置などを指導し、柚みその製法を伝授したそうや。柚みそがふるまわれると、まもなく疫病は落ち着いたと伝えられている。自身の疲れなどものともしない弘法大師の姿に、どれほど民衆は勇気づけられたことやろう。 ※これは2023年6月の情報です。 見頃:6月半ば~7月中旬

住所:河内長野市楠町西1211番地
アクセス:南海高野線千代田駅から徒歩約13分
https://seishoji.org/

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