マンションやビルに囲まれ、築90年の木造4軒長屋が建っている。大大阪時代*建築の凝った造りで、1軒ごとに門と前庭があり、2階には透かし彫りの手摺りが。19年前、建て替えか存続かで迷ったオーナーの寺西さんだったが、この建物の存続を願う建築家やファンの人からの言葉が、建物からの声のように感じられたそう。「木造は部分的改修で100年、200年と使い続けることができる。それは地球環境にもよいこと」と寺西さんは胸を張る。きっと建物も嬉しいやろうなぁ。 ※これは2022年11月の情報です。 *大正後期から昭和初期にかけて大阪市が大大阪(だいおおさか)と呼ばれていた時代。当時、面積・人口・工業生産額などにおいて日本一であった。
- 住所:大阪市阿倍野区阪南町 1-50-25
- アクセス:OsakaMetro御堂筋線昭和町駅から徒歩約1分
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